光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

小さいけどランの仲間:シラン

おはようございます♪ アベノマスク、ようやく我が家にも届きました♪

 

マスクは足りているので、記念にとっておきます。いつかコロナが思い出になれば、プレミアが付くかも(笑)。

 

バラに気を取られて紹介するのが遅れましたが、今日の写真は、庭のシラン。

 

普通のシランと、青花とシロバナシランです。口紅シランもあったはずですが、消えてしまいました。。。

 

この花、小さいけど、ランの仲間なんですね。ラン科のシラン属だそうです。

 

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花被片は6枚

シランの花被片は6枚。後ろ姿を見るとわかりますが、外側にある3枚の外花被片は、上にある1枚と、下向き左右に開く2枚です。

 

その内側には、交互になるように内花被片が3枚あり、真ん中に突き出た筒状の部分は、唇弁と呼ばれています。

 

ねじれている花の柄、ただの棒のようですが、やがて膨らんで果実となります。

 

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唇弁には特徴的な蜜標(ヒダヒダ)があり 花粉を媒介する虫たちの着地点となっています。

 

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ランらしい顔つき

ランの仲間だけに、奥にはワンちゃん顔が潜んでいます。

 

ワンちゃん顔の部分全体は、雄しべと雌しべが合体し柱のようになったカラム(ずい柱)です。

先端部分は、葯帽(やくぼう)といい、花粉塊を包んでいます。虫たちの働きで受粉し、実をつけます。

 

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ワンちゃん顔、カトレヤでよく見られますね。

 

fleur.paradisia.jp

 

 

左右に開く内花被片が翼をひろげているようです。

 

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蘭の仲間らしい花のつき方。

 

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 横顔。

 

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半日陰でも育ちます。

 

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青花シラン

普通のシランより遅く咲きました。

 

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