先日、富山市内の富山地鉄の沿線に写真を撮りに行くと、ばあちゃんがひとり、田植えの苗ケースを洗っていました。
見た所それほど汚れていないようですが、誰かに返す手前もあるのでしょうか、4隅を丁寧に時間をかけて何回も何回も洗っているのです。
かれこれ半日以上も用水に浸かって、ただもくもくと手を動かしていました。富山の女性は働き者とはいいますが、ばあちゃん、頑張りすぎ。働き方改革しないと(笑)。
がんばるばあちゃん
ここにやってきたのは午後1時でした。用水に浸かって、朝からやっているようです。
そのうち終わるだろうと見ていたら、あちこち回って帰るまでの2時間ほど、1度も休む気配はありません。2時間で、左に並ぶ黒いケースの1段分ほどしか進んでいません。。
日差しの強い日でしたが、お茶とか飲んでいる様子もありませんでしたね。
夕方になって、再度、夕日を撮りに来たら、まだやっていました。
19時前、日が沈んでようやく終わったようです。すんなり「よめしゃがり」とはいかず、次は田んぼの水回りです。
あとがき
忙しそうでしたが、少し話をしました。
地震の影響なのか、ばあちゃんのいる田んぼの南側の地面が高くなったとか。一部土が見えています。たんぼのあぜ道に入るので、了解をお願いしたら、「靴、汚れるがいね」と、逆にこちらに気を使ってくれる優しいばあちゃんでした。
タイトルを「がんばれ」でなくて「がんばる」にしたのは、ずいぶん頑張っているから。たまにはのんびりして、長生きしてほしいですね。