光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

散らばるブルー:秋のツユクサ

おはようございます♪ 今日も一日雨模様。

 

写真はツユクサ。万葉集にも詠われた日本人には馴染みの草花ですね。

 

ツユクサというくらいだから、梅雨時に咲くのかと思っていたら、稲刈りが終わった富山市内の田んぼのあぜで、今が盛りと咲いていました。

 

調べると、花の季節は初夏から秋と幅広いようです。ただ、暑い真夏を避けて今頃咲きだした感じもありますね。虫たちも活動しやすいのかも。

 

この花、おしべは6本あって、形態や役割が異なります。上側にある3本、キンモクセイのようでかわいいですね。

 

秋のツユクサ

小さなブルー、散らばって咲いています。

 

 

通る人がいない田んぼのあぜ道です。

 

 

おしべは上側に3本、下側中央に1本、下側左右に2本の合計6本です。稔性のある花粉をだすのは、長く伸びた左右の2本です。

 

 

上側の3本は、昆虫が花にやってくるのを促進させるそうです。確かに虫がやってきています。

 

 

長く茎を伸ばしています。

 

 

あとがき

野の草を撮るときに、大変なのが雑草です。できるだけ目的とする花だけを撮りたいですからね。

今頃はイネ科の草が多く、今回は、メヒシバらしき草が少々と意外と少なく助かりました。ツユクサが背伸びして背を高くしているのが幸いしたようです。