光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

光を集めて虫を呼ぶ:福寿草の戦略

おはようございます♪  今日は曇り空、夜には雨もありそうです。

 

暖かくなって、植物園の雑木林では、福寿草が咲きだしていました。

 

太陽が出てくると花が開きます。

 

まだ肌寒い早春、パラボナアンテナのように開いた花びらが光を中心部に集めて暖かくし、寒さをしのぐ虫たちを呼ぶそうです。

 

蜜を出せない福寿草ならではの戦略ですね。

 

雑木林の中で

落ち葉の下から顔を出し、太陽が照りだすと開いてきます。キンポウゲ科で、一番外側にある緑褐色で数枚あるのがガクです。内側にある黄色いのが花びらです。

 

 

太陽の光を花の中心に集めて、その熱で虫をおびきだすそうです。

 

 

植物園の解説板。

 

 

まだ虫たちはいませんでした。

 

 

葉っぱは後から出てきます。