光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

雌花は見つからず:セリバオウレン

こんばんわ♪ 今日はひな祭りなので、雄花と雌花の話を。

 

写真はセリバオウレン。上市町にある薬用植物指導センターで。

 

お雛様のように、雄花と雌花、そして両性花がありますが、ちょっと探したところ、雌花は見つかりません。数は少ないようです。

 

前日の雪で埋もれましたが、溶けるにしたがって、しなやかな花枝が頭をもたげていました。

 

名前の由来は、小葉がセリの葉のように細かく切 れ込むことからです。

 

雪ニモマケズ

頭を持ち上げています。

 

 

雄花

外側の5枚はガクで、その内側に花びらがあります。たくさんのおしべがあり、花粉を出す頃になると、外側へ広がっていきます。

 

 

 

両性花

中央に紫褐色のめしべがあります。 おしべがない雌花のようですが、わずかなおしべがあります。

 

 

雌しべは最初中央にまとまっていますが、受粉のため外側に開いてきます。

 

 

緑っぽいめしべ。

 

 

ガクがうっすらピンクの個体です。

 

 

セリのような葉

夏以降葉をつけています。

 

 

あとがき

近くに咲いていた福寿草は徒長して大きくなっていました。曇り空なので、十分に花は開花していません。太陽光を集めるパラボナアンテナの効果がないためですね。