おはようございます♪ まだまだ残暑厳しい日々ですね。
今年もワインもどきを作ってみましたで、ぶどうからワインもどきを作った話を紹介しましたが、開封した酵母が余ったので、市販のぶどうジュースからもワインもどきを作ってみました。
ワインもどきというのは、アルコール濃度が高くならないよう、途中で発酵を止めるためでしたね。
このあたり、アルコール濃度は0.5%未満に!?:ワインもどきの造り方で紹介しています。
用意するもの
ブドウ濃縮還元果汁:天然果汁100%(濃縮還元)のブドウジュースを使います。
ワイン用酵母:市販されています。
容器:ペットボトルで十分です。発酵して炭酸ガスが出るので、キャップはネジ部分にガス抜きの切れ込みがある炭酸用を。
その他:ロートがあれば便利です。
ブドウ果汁と酵母をペットボトルに入れて発酵させます。
ブドウ濃縮還元果汁
防腐剤が入っていると 酵母が働かない場合があるので、無添加の濃縮還元果汁を用意します。
例えば、ウェルチグレープ100(Welch's GRAPE100)があります。 近所のスーパーでは、800gが税別で278円でした。
もちろん、そのまま飲んでも甘くて美味しいジュースです。
ウェルチグレープ100:アメリカ産ブドウ(コンコード種)の濃縮還元で果汁100%です。
香料が入っています。
ワイン用酵母
例えば、赤ワイン用ドライイーストとして、Red Satr のPasteur Red Premier Rouge (パストゥール・レッド プレミア ルージュ)が販売されています。
このあたり、今年もワインもどきを作ってみましたで紹介しています。
発酵させてみた
ブドウ果汁・ウェルチ800ml3本分、2400mlを2本の1.5Lのペットボタルに分けて入れます。
真夏なので室温は30℃以上あり、それぞれに直接酵母約0.9gを加えました。0.75g/Lとやや多めです。
気温の高い室外においておくと、数時間後にはもう発泡してきました。強く振ったり、キャップを締めておくのは危険です。
1日後の様子。発泡してペットボトルの下部が膨らんでいます。時々ゆるく振って炭酸ガスを抜きます。
発酵停止
3日めの朝、発酵はほとんどおさまりました。強く振ってもほとんど泡が出ません。
液は赤紫色で濁っています。 この後も二次発酵が続くのですが、冷蔵庫で保管し発酵を停止させました。
味はジュースの甘みが消えて、アルコールがらみのから味と渋みがついてきました。
1週間目の赤ワインもどき
上澄み液は紅色の液です。甘さはなく、苦味のあるアルコール風味の辛口です。ぶどうから作った場合と似ていますね。
まとめ
酵母があれば、簡単に市販のぶどう100%ジュースからもワインもどきが作れることがわかりました。味もほとんど同じです。消毒など、ブドウ栽培の手間を考えると、ジュースから作るほうが簡単ですね。
もちろん、ワインとしては安いチリワインのほうがアルコール濃度も高くて楽しめますし、飲みやすさの点からはジュースのままのほうが甘くておいしいです(笑)。