おはようございます♪ 8月も今日も含めて1週間、来週の今日は9月ですね。
いつもなら、越中八尾のおわら風の盆の前夜祭で賑わっている頃ですが、今年は寂しい夏です。
さてさて、今年もたくさん実ったブドウ、生食ではとても食べ切れないので、ワインもどきを作ってみました。
ワインもどき作り、今年で3年目です。しかし、おいしいワインが安く手に入るようになった昨今、消毒したりとブドウを育てる手間を考えると、市販のワインがおすすめですね(笑)。
酒税法の絡みでワインは作れないので、ワインもどきなんですね。詳しくは、アルコール濃度は0.5%未満に!?:ワインもどきの造り方を♪
用意するもの
ブドウ:いつもの赤ワイン用のビジュノワールPに加えて今年は瀬戸ジャイアンツも。
ワイン用酵母:ブドウの皮などについている天然の酵母で十分です。今回、市販の酵母を使ってみました。
容器:発酵して膨れたり、炭酸ガスが出たりするので、広口で、ブドウの倍程度の容器が必要です。
その他:ブドウを潰すスリコギなど。
ワイン用酵母
例えば、赤ワイン用ドライイーストとして、Red Satr のPasteur Red Premier Rouge (パストゥール・レッド プレミア ルージュ)が販売されています。
下は、入手したRed Satr のPasteur Red Premier Rouge (パストゥール・レッド プレミア ルージュ)。Amazonで注文して2日後に郵送されてきました。5g✗4袋、送料込みで998円でした。日本語の説明書がついています。
説明書によると
・出芽酵母:Saccharomyces Cerevisiae
・複雑な風味のフルボディの赤ワインをつくる強力で均等な発酵力。
・発酵温度:18-30℃
・1袋5gで約20リットルに使えます。0.25g/Lです。
・ドライイースト保存性を高めるため、生イーストの水分をのぞいたものです。そのため、水分を再吸収させてやると発酵力が高まります。
水分再吸収:10倍以上のお湯(30~35℃)で20~25分なじませます。
・果汁の液温が高い(30~35℃)場合は、酵母をそのまま入れても大丈夫です。
・4リットルに2.5g(0.625g/L)ほど入れると初期発酵がうまくいき、その後は温度が低下しても発酵を続ける。(初期発酵:数時間液温を30-35℃に保ち酵母を増やす)
瀬戸ジャイアンツ
いつもは生食ですが、今年初めてワインもどきに挑戦です。
採れたてで、4.2kgあります。
皮をむいて、果肉だけにすると3.1Kgになりました。赤ワイン用ですが、酵母を2g入れました。0.65g/Kgになります。
写真は、プリプリのぶどうの果肉の上に酵母を直接ふりかけたところ。酵母は乾燥しているので、薬の顆粒のようです。
よく混ぜた後、容器には余裕をもたせた容量が必要なことから、2つに分けて保存しました。
下の容器はお茶などを入れる容器(冷水筒)を使っています。容量は3Lで、本体はAS樹脂で100℃にも耐えるので熱湯消毒ができます。
35℃ほどと、暑い外に置くと、数時間後には内部から泡が出てきました。
1日後の様子
赤ワイン酵母ですが発泡して、果肉が浮かんでいます。
浮かんでいる果肉が液に浸かっておらず腐敗しそうなので、1日目でザルで分離し、ろ液だけをそのまま保管しました。
果肉はぷりぷりした原型がなく、ドロドロした感じで苦味があります。ろ液は、果実の割に甘さが少ない感じです。
1週間目の白ワインもどき
上澄み液は乳白色の液です。果実の甘さはなく、アルコール味のする辛口です。渋みはほとんどありません。
色を除くと、赤ワインのような味で、普通の白ワインのようなさわやかな酸っぱさはありません(笑)。赤ワイン用の酵母を使ったせいかもしれませんね。
赤ワイン用のビジュノワールP
写真は収穫したブドウ。
この後、選別し、大きな柄などをのぞいたブドウの量は合わせて3.9kgになりました。
その中に1.4gの酵母を入れました。0.36g/Kgになります。皮や柄も入れているので、天然の酵母にも期待できるので、少なめです。
発泡して膨れるので、3つの容器に分けて、保存しました。暑い外に置くと、数時間後には内部から泡が出てきます。
1日後の様子
発泡して皮などがもり上がってきました。
こちらも浮かんでいる実が液に浸かっておらず、1日目でザルで分離し、ろ液だけを保管しました。
ろ液はやや甘い味で、渋みは少なめです。
1週間目の赤ワインもどき
上澄み液は紅色の液です。甘さはなく、しぶ味のあるアルコール風味の辛口です。