光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

ふわふわのおしべ:ネムノキ

おはようございます♪ 今日から7月、早いもので今年も後半ですね。

 

写真はネムノキ(合歓の木)。梅雨の晴れ間に、富山市のねいの里で。

 

なんとも不思議な花で、桃色のふわふわしたのはおしべ。そのおしべを束ねるように根元に小さな花弁(花びら)があります。

 

夜には葉が閉じるので、ネムノキという名前になったそうです。ただし、花は夕方に咲き、夜でも閉じません。

 

古くから親しまれ、万葉集には「ねぶ」として登場します。夏の季語でもありますね。

 

 

ふわふわのおしべ

おしべ、ピンクから白のグラデーションが美しいですね。

 

 

おしべの根元を包んでいる小さな黄緑色が花弁です。それぞれが、一つの花になっています。蜜を出すのは、1本の背の高い花だけで、甘い香りを放つそうです。

 

 

まだつぼみがたくさん。

 

 

 

あとがき

近くの小川に真っ赤なトンボがいました。目から全身、足まで真っ赤っ赤、ショウジョウトンボのオスでしょう。違う角度から撮ろうと回り込んだら逃げられました。。。