光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

福寿草:ヘリオスの改造レンズでも

暖かくなってきて、太陽が出てくると、福寿草も元気です。パラボナアンテナのように花びらを広げるのが特徴ですね。

今回は、3種類のレンズで、撮ってみました。

 

花びらとガク

この花、キンポウゲ科なので、花びらに見えるのが全部ガク・・・かと思ったら違うようです。

外側にあり緑褐色で数枚あるのがガクで、残りの20枚ほどある黄色いのが花びらなんですね。

日の光を花の中心に集め、その熱で虫をおびきだすようなのです。なので、太陽光がでないと開かず、閉じてしまいます。朝早く撮りに行ってもしぼんでいることがありますね。

 

まずは、どんな花かを、普通のレンズで(α7RII +  Sigma 135mmF1.8DG HSM Art)。

 右中央の開き始めの花に見える、緑褐色のがガクですね。

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福寿草

 

 ティルトマウントとヘリオス改造レンズ

 以下は、35mmで(α7RII +  Ai-S NIKKOR 35mm F1.4)。

ティルトマウントで、背景に並ぶ、立入禁止の無骨な棒を消したつもりですが、うっすら残っていますね。

 

 

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福寿草

 

次は、ヘリオス( HELIOS-44M 2/58 58mm F2 )の改造レンズ。改造とは言っても、前玉を裏返しただけ。違和感なく、きっちり収まりました。

もともと背景がぐるりとするレンズですが、裏返すと豪快です♪ 光を集めるというより、光が発散しているようなボケになりました。

 

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福寿草
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福寿草