光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

タチアオイとアジサイの季節に:富山港線

おはようございます♪  青空が広がっている朝です。

 

写真は、富山地鉄・富山港線のフラワーロード。花いっぱいの路線を、車軸のない低床車両が通過していきます。

 

ポピーはまだ咲いていますが、ピークを過ぎて、タチアオイが見頃になっていました。

 

また、ここから少し離れたアジサイロードでは、アジサイも色づいてましたね。

 

電車の行き先掲示板(電光掲示板)を乱れなく撮る方法についても検証してみました。

 

 

富山港線のフラワーロード

線路脇のタチアオイ。

 

 

ちょっとアップで。

 

 

ボディに映ります。

 


小学生の下校時間でした。

 

 

 

アジサイロード

ブルーの色づきが早い感じですね。

 

 

富山大学前行き。

 

 

電光掲示板の表示を乱れなく撮るには

電車のヘッドにある掲示板ですが、乱れて映る場合があります。電光掲示板なので、東日本では1/100秒以下、西日本では1/120秒以下にシャッタースピードを設定すると良いそうです。

試してみました。明るいのでNDフイルター(ND8)をかけています。

 

左は1/160秒で、右は1/200秒。いずれもF5.6です。どちらも表示は乱れていません。

 

左は1/200秒で、右は1/250秒。いずれもF4.5です。どちらも乱れています。

 

1/200秒では表示が乱れる場合があるようで、やはり1/160秒以下がいいようですね。

 

あとがき

タチアオイのフラワーロードは花の手入れがされているのですが、アジサイロードは放置されている感じです。花がらがあったり雑草が伸びほうだいですね。。。もっとも、能登半島地震で液状化が激しい地区が近いだけにそれどころではないのかもしれません。

水鏡に映るスイレン

こんばんわ♪ 午後からは晴れて気持ちのいい日になりましね。

 

写真は、富山市婦中町安田にある国史跡・安田城跡のスイレン。

 

前にも紹介しましたが、今回は、水鏡になった水面に映り込んだスイレンを探してみました。

 

ここは葉がびっしりと茂っていて、なかなか少ないですね。

水鏡だけに、一部、500mmのミラーレンズを使いなんとか撮れました(笑)。その他は、100-400mmの望遠レンズでの撮影です。

 

散らばる星のような

空を映して青い池に、散らばって咲く白いスイレン。まるで宇宙に散らばる星のようです。

 

 

アメンボがスイスイと。

 

 

ミラーレンズ特有のリングボケ。Kenkoミラーレンズ 500mm F6.3DXです。

 

 

アサザ

スイレンと共存です。

 

 

水鏡に映るスイレン

鏡のような水面です。

 

 

こちらも500mmのミラーレンズで。小さなリングボケがあります。

 

 

美しい白。

 

 

葉の隙間に、なんとか映せました。

 

 

薄紅色の花も。

 



あとがき

ここのスイレン、品種なのでしょうか、花の下の茎が短いですね。花は水面から離れることなく、ほとんど浮かんでいるようです。ハスとまではいきませんが、少し茎があったほうがスマートな感じなんですが。

かつては海だった場所:第一神通川橋梁を渡るひだ

おはようございます♪ 曇っていますが、晴れてくるようです。

 

写真は、富山市八尾、JR高山線の第一神通川橋梁を渡る特急ひだです。

 

今の時期、水の流れが気持ちのいい神通川にかかる、長さ328mのトラス橋を駆け抜けていきました。

 

よくみると、中洲にある岩には貝化石がびっしりついています。太古の昔は海だった場所ですね。

 

なお、第一橋梁の上流の左岸には、貝化石の露頭があります。天然記念物「天狗平(てんぐびら)の化石層」として富山市指定文化財に指定されている場所です。

 

神通川を渡るひだ

ひだ7号富山行きがやって来ました。

 

 

4両編成です。

 

 

青空が気持ちのいい日。

 

 

こちらは猪谷行き普通列車。青空に赤い顔が映えますね。

 

 

かつては海だった場所

上の写真の手前の中洲にある岩には、白っぽい貝化石がびっしりついています。

 

 

 

あとがき

天然記念物「天狗平の化石層」の化石層は道路横の高さ30mほどの崖に、7~8層の貝化石層があります。音川層(約1300万~500万年前)で、およそ800万年前ではないかとされています。天然記念物なので、見るだけで、化石の採取はできません。崖崩れがあったようで、現在は通行禁止になっています。

 

参考:富山と自然(2016)