光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

かつては海だった場所:第一神通川橋梁を渡るひだ

おはようございます♪ 曇っていますが、晴れてくるようです。

 

写真は、富山市八尾、JR高山線の第一神通川橋梁を渡る特急ひだです。

 

今の時期、水の流れが気持ちのいい神通川にかかる、長さ328mのトラス橋を駆け抜けていきました。

 

よくみると、中洲にある岩には貝化石がびっしりついています。太古の昔は海だった場所ですね。

 

なお、第一橋梁の上流の左岸には、貝化石の露頭があります。天然記念物「天狗平(てんぐびら)の化石層」として富山市指定文化財に指定されている場所です。

 

神通川を渡るひだ

ひだ7号富山行きがやって来ました。

 

 

4両編成です。

 

 

青空が気持ちのいい日。

 

 

こちらは猪谷行き普通列車。青空に赤い顔が映えますね。

 

 

かつては海だった場所

上の写真の手前の中洲にある岩には、白っぽい貝化石がびっしりついています。

 

 

 

あとがき

天然記念物「天狗平の化石層」の化石層は道路横の高さ30mほどの崖に、7~8層の貝化石層があります。音川層(約1300万~500万年前)で、およそ800万年前ではないかとされています。天然記念物なので、見るだけで、化石の採取はできません。崖崩れがあったようで、現在は通行禁止になっています。

 

参考:富山と自然(2016)