光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

なぜハクチョウは汚れにくいのか

おはようございます♪  今日から2月、今年はオリンピックの年(うるう年)なので、29日までありますね。

 

写真は、コハクチョウの群れ。1/29に、富山市野中で。

 

白い服で、ぬかるんだ泥だらけの田んぼに入ると真っ黒に汚れるんですが、コハクチョウは真っ白のまま。

 

汚れにくいのは、羽根の撥水性のためですね。皮脂腺から分泌する皮脂を羽根に塗って泥水がつきにくいようにしているのです。

 

 

田んぼに集まるコハクチョウ

歩き回るので足元はぬかるんでいますが、羽根は真っ白のまま。

 

 

うなづくような仕草で、飛ぶ合図を送っています。

 


順に飛び立ちます。

 

 

滑空距離が必要なんです。

 

 

こちらは着陸するコハクチョウ。

 

 

編隊飛行。

 

 

 

あとがき

ハクチョウは、尾の付け根の背中側にある皮脂腺(尾脂腺)から分泌される油脂を、毛づろいで羽毛の表面に塗って撥水性を保っています。水を弾いたり水に浮かんだりする役目があります。皮脂の出るところは豚の鼻のようで、塗りやすいようにグリス状なんだそうです。