光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

花は咲けども:アケビの雄花と雌花

おはようございます♪ 10連休、始まりましたね。

こちらは、あいにくの雨のスタート、庭の草むしりの予定は中止というか、延期です(笑)。

 

ウッドデッキあたりのアケビに小さな花が咲いています。薄紫と白い花の二種類です。どちらも、植えた覚えがないのですが。毎年、花は咲けども・・・、実がなったことはありません。

自家受粉しにくいらしいので、何年か前に別品種(三つ葉アケビ)を植えましたが、あいかわらず、実はなりません(笑)。

 

アケビは、雌雄異花なので、2種類の花が咲きます。これは5枚葉のよく見かける種類。

雄花ばかりで、雌花がいませんね(笑)。つるの先端には雄花が咲き、基部の方には雌花が咲きます。

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ハンギングフックあたりにツルを伸ばそうかと・・・。ちなみに、「FLEUR」はフランス語で「花」。このブログのサブドメイン名です。

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ハンギングフックに伸びようと・・

 

下は雄花。中央部には雄しべが、丸まったミカンの房のようになっています。

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アケビの雄花

 

一方、雌花には、小さなバナナのような雌しべがついています。

その先端(柱頭)には、粘着性のある液体がついていて、花粉がここに付くことで受粉します。受粉に成功すると、成長して果実となるのです。花びらに見えるのは、萼(がく)片ですね。

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アケビの雌花



こちらはシロバナアケビの雄花。色白のイケメンですね。5枚葉です。

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雄花

ところで、学名:を Akebia quinata というのですね。ということは、属名のカタカナ読みが語源なんでしょう。