光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

植えられたのは文禄元年(1592):明日の大桜

おはようございます♪ 今日の桜は、明日の大桜(あけびのおおざくら)です。

黒部市宇奈月町明日の法福寺の境内にあるエドヒガンの大木で、文禄元年(1592)に境内に植えられたとされています。

とすると、樹齢は420年を超えてますね。

 

ちなみに、明日山法福寺は、創建が大同元年(806)と伝えられ、戦国時代末期には前田家の祈願所になっていたそうです。

 

関連:今年訪れた富山の桜マップ【2019年版】

 

なんとなく不自然に、ずいぶん離れて立っている門。奥の右手が駐車場で、その前が本堂や桜が咲く場所なので、ほとんどの人はここをくぐりません(笑)。

でも、立派です。たくさんのわらじがぶら下がってました。この時期、なんとか、サクラを入れて。

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樹高13m、15m四方に枝を伸ばしているとされ、フィッシュアイ(魚眼レンズ)でもいっぱいいっぱいです。昭和40年に富山県の指定天然記念物に指定されています。

さすがに、幹の所々が補修されていますが、前よりは目だたくなってきました。

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毎年4月、国の重要無形民俗文化財に指定されている「明日の稚児舞」が行われています。

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大屋根より高いエドヒガン。

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明日の大桜 大型バスが何台か停められそうな駐車場があります。