光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

布橋から見る立山連邦

こんばんは♪ 立冬らしく、気温が下がり肌寒くなりましたね。

 

写真は、立山町の芦峅寺にある布橋あたり。

 

今年、布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)が行われた場所です。秋も深まり、このあたりも紅葉してきました。

 

立山博物館では、立山信仰行事の中心地であったえんま堂から布橋、うば堂へいたる一帯を「聖界ゾーン」としています。

 

あの世とされる布橋の向こうには、雪のかぶった立山連峰が見えました。こういうふうに見えるように作られた橋なのかもしれませんね。

 

布橋に続く明念坂

えんま堂から布橋へと続く小径にある明念坂の石仏・石塔群。江戸時代に寄進された石仏とされています。いつも花が添えられています。

 

 

先日の強い風で、色づいた葉はおちてしまい、かわりに、杉の落ち葉がたくさん落ちてましたね。

 

 

朱が鮮やかな布橋

おんば川にかかる布橋です。「あの世(彼岸)」と「この世(此岸)」の架け橋とされています。向こう側があの世です。

 

 

布橋から見る立山連邦

あの世の方向には、雪をかぶった立山が見えます。 正面は雄山で、雄山神社の社務所も見えます。

 

 

縦位置で。

 

 

あとがき

ちなみに、立山という名の山はありません。主峰の雄山(3,003m)、最高峰の大汝山(3,015m)、そして富士ノ折立(2,999m)の三つの山を合わせて立山と呼んでいます。

雄山の頂上の右には雄山神社の社務所が見えますが、その近くには、一等三角点「立山」が設置されています。