こんばんは♪ 本日、富山市でも桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が出されましたね。平年より、8日早いそうです。見頃は来週になりそうです。
桜といえば、富山県立山町にある県の森林研究所の樹木園には、たくさんの種類の桜が植えられてるんですが、なんでも100種類を超えるとか。
その中で、いち早く、椿寒桜が咲いてました。
真夏以外は桜の咲く富山
富山県は、3,000m級の立山連峰から富山湾までと、短い距離で一気に標高差が変わるため、その自然環境は変化に富んでいます。そのためか、多くの野生の桜が見られ、なんと、真夏を除き、1年中桜が咲くのです。
富山のさくらについて(富山県)では、8~9月は咲かないとされていますが、9月に下旬には十月桜が咲いたりしますから、あとは8月だけですね。
そして、桜は浮気性(そもそもサクラ属は自家不和合性で、同一個体同士では結実しないのです)なので、次々と新しい品種も見つかっています。
もっとも、日本人の桜に対するイメージは春で、単なる花ということではなくて、古くから文化として定着しています。全てのソメイヨシノが同一遺伝子を持つクローンだけに、一斉に咲く華やかさや賑やかさ、そして一気に散っていく潔さにはかないません。
椿 + 寒桜 = 椿寒桜
「椿寒桜」というのは、雄しべ、雌しべとも長く、椿のように見えるからのようです。そして、寒桜の仲間だけに、ソメイヨシノより早く咲いてました。
レンズは、改造レンズのNiCa-ArtLens.Ver1 (略称NiCaArt1)です。
花びらが内側に丸まる感じが特徴です。紅色がやや濃くて、びっしりと花がつきますね。
曇りの日も美しい
晴れた日も美しいのですが、桜は曇りの日も美しいですね。コントラストが低いので、花びらが、空や背景に溶け込むようになります。
拡大すると、シベが長いのがわかりますね。