光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

ワシントンに贈った桜の返礼だったカルミア

こんばんわ♪ 予報通り晴れてきましたね。

 

写真は、カルミアの花。中央植物園の駐車場付近にたくさん咲いていました。

 

今から100年以上も昔の明治45年(1912年)、当時の東京市長だった尾崎行雄氏は、日米友好ため、 ワシントン市(当時)に3000本の桜の苗木を送りました。

 

その返礼品がハナミズキであることは有名ですが、もうひとつ、今回紹介しているカルミアの苗木も一緒だったそうです。

 

今ではハナミズキ同様、あちこちで見られます。

 

カルミアの花

小さな5角形の花が集まって、ブーケのようです。

 

 

ツボミはアポロ(チョコ)にそっくりです。

 

 

飛び出すおしべ

10本あるおしべは放射状に広がっています。その先端は花びらの中に収まっています。 

 

 

虫などがやってきて刺激を受けると、そこから飛び出して花粉を出します。

 

 

あとがき

送られた桜は、ワシントンのポトマック河畔と、ニューヨークのハドソン河畔に植樹されました。ソメイヨシノやサトザクラの関山など、11品種あったそうです。

 

参考

日米桜寄贈の全容 - 高峰譲吉博士研究会