草枕、旅行く人も、行き触れば
にほひぬべくも、咲ける萩かも
万葉集から、詠み人は 笠金村。
万葉集でハギの歌は140首以上もあり、 一番多いそうです。ウメやサクラより愛でられていたのでしょうか。
写真はミヤギノハギ。 漢字では宮城野萩で、和名の由来は、宮城県に多く自生することから。県花になっています。
ハギは秋の花ですが、これは夏のうちから花をつけます。ハギの中では最大の花だそうです。
しなやかなミヤギノハギ
池の畔で咲いていました。
地面につきそうなほど長く垂れ下がる枝です。
マメの仲間らしい花。
秋の光の中で。
あふれる玉ボケ。
あとがき
レンズは、AF-S NIKKOR 50mm f/1.2s で、ティルトマウントを使っているので、独特のボケが出ていますね。このマウントについては、以下をどうぞ。