光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

花粉で虹のリングに:花粉光環

こんばんは♪ 今日はスッキリいい天気。風もあって、たくさんの花粉が飛んでいたようです。

 

おかげで、朝から夕方まで、しっかり花粉光環が見えていました。

 

太陽光が花粉で回折し、太陽のまわりに幾重にも虹色のリングが出現する現象です。

 

花粉光環( Pollen Corona )

太陽光が花粉にぶつかり、回折する(回り込む)ため見られる現象です。光の波長によって回り込む角度が異なるため、虹色の環ができるのです。虹とは異なり、環が複数あっても常に外側が赤になります。また、スギ花粉の直径は、約30μm~40μmとその大きさが揃っており、突起が出ていることも、光環を濃く見せる原因とされています。

 

よく見えるのは、風がふいて花粉が大量に飛散している時です。ただ、光環の光は淡いので、黄砂やPM2.5などが多いと見えにくくなります。雨あがりの雲のない晴天が狙い目です。

 

 

太陽光を離れた高所にある障害物で遮ることで、何重にも重なる美しい光環を見ることができるようになります。 

 

なお、この光環、レンズによって写り具合が全然違います。なぜなんでしようね。
今回のレンズは、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSですが、TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)  になると、とらえることができませんでした。ただの太陽の写真です(笑)。
 
 

花粉で虹のリングに:花粉光環

9時半ころに。白い点々は花粉ではなくて虫です。

 

 

12時ころ、街灯と。

 

 

12時半頃に、海王丸のマストです。

 

 

これも海王丸。