光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

青く見える雪

おはようございます♪ 今日は曇り空。

 

この冬の雪、除雪などで気づかれた方も多いと思いますが、雪の中のほうが青く見えることがありますね。

 

これは、氷河や海が青く見える現象と似ています。

 

雪や小さな氷の粒、海水中にある水分子は、長波長の赤い光を吸収しやすいのです。水分子のO-Hの伸縮振動が、光のエネルギーを吸収します。

逆に、吸収されにくい短波長の光は透過し、それが散乱して青く見えるのです。

 

光の3原色、RGBからR(赤)が抜けるので、G(緑)とB(青)が混ざったシアン(水色)に近いのかもしれません。

 

また、赤よりも波長の長いマイクロ波のほうが吸収されやすく、電子レンジでは、水分子を振動させて温めます。

 

なお、写真の色は色温度など調整できるため、色温度は撮った時と同程度の5500Kとしています。また彩度の調整はありません。

また、色の比較のために、みかんなどを置いています。

 

青い太陽?

手前から奥にむけて、雪山に直径3cm、長さ1mの棒で穴を掘って、正面からのぞいています。上下左右から光が入り、奥の方ほど青く見えます。

 

ピントが合わせにくいため、ぼやけた青い太陽のようです。

 

 

f:id:Paradisia:20210112131533j:plain

 

青の洞窟

次は、太めのワインボトルで掘った穴を手前からのぞいています。奥行きはボトルの長さほど。小さいですが、青の洞窟のようです。

色の比較のためにみかんを置いています。

 

f:id:Paradisia:20210112131426j:plain