おはようございます♪ 晴れの日が続きます。
田んぼの稲もすくすく育ってきましたね。稲作で重要なのが、水の安定供給でしょう。
そして、暑くて水の流れが心地よい季節。今日は常願寺川の用水施設を紹介します。
奥に見えるのは、常願寺川を横断する左岸連絡水路橋(豊水橋)です。水のための橋ですね。
ここでは、最初に上流右岸にある横江頭首工で、用水路へと用水を引き入れ、両岸分水工で城西用水と城東用水に水を分けます。
そして、上の左岸連絡水路橋で常願寺川を横断し、左岸側の常西用水エリアに送水するのです。
右岸と左岸、それぞれで取水すれば簡単だと思うのですが、貴重な水を均等に分配する仕組みなんですね。
以下のサイトを参考にしました。
グーグルマップより
左:上流にある横江頭首工。ここで取水します。
右:下流にある両岸分水工と左岸連絡水路橋。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/Paradisia/20220704/20220704125757.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/Paradisia/20220704/20220704125813.jpg)
横江頭首工
用水路へ用水を引き入れるための堰で、昭和のはじめに造成され、平成になって改修されました。
富山地鉄の横江駅から常願寺川の方へ行くと管理事務所があります。
中は立入禁止です。
両岸分水工
頭首工の下流約3㎞にあります。
横江頭首工で取水された用水は、常願寺川右岸の常東用水と左岸の常西用水に分水されます。なるべく均等に分ける工夫がされています。
奥はとんがり山。
常西用水への水。
涼しそうです。
スローシャッターで。2秒です。
左岸連絡水路橋
橋は立入禁止でした。
下流から見た左岸連絡水路橋。ダブルデッキ式三連コンクリートアーチ構造で、歴史的景観を有していた旧水路橋のイメージを継承しています。
あとがき
真夏日だった日、2つのグループがワンちゃんと水遊びに来ていました。写真はその一つ。水に慣れていないのか、ちょっとこわごわでした。子熊ではありません(笑)。