光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

老痩蕾稀の梅の花

梅に四貴あり  

 若きを貴しとせず、老いたるを貴しとす

 肥えたるを貴しとせず、痩せたるを貴しとす

 開きたるを貴しとせず、含みたる(蕾)を貴しとす

 繁きを貴しとせず、稀なることを貴しとす  

 

おはようございます♪ 暖かくなってきて、梅の花も咲き進んできました。

 

中国には、老痩蕾稀(ろうそうらいき)という言い伝えがあるそうです。 老木で(老)、痩せた樹木で(痩)で、花はツボミ(蕾)、そして、1本だけの木(稀)・・というのが、美しいとされているのです。

 

梅の花にバラのように華やかさを求めてはいけないのかもしれません。寒い春先、古びた枝にひっそりと咲きはじめる姿を愛でるのがいいのですね。

 

植物園の梅林

紅冬至(こうとうじ)が満開です。

 

 

八重寒紅も見頃です。

 

 

老痩蕾稀の梅の花

白難波です。

 

 

ちらほらと、月影です。

 

 

咲き始めたばかりです。

 



あとがき

満開の紅冬至の木には、メジロも2羽来ていました。ただし、忙しく飛び回り、レンズもマクロレンズだけだったので写真はありません。