光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

なぜ「座れば牡丹」?:牡丹の花が見頃に

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

 

美しい女性をたとえたことわざですが、そのひとつ、牡丹の花が見頃です。花王と言われる大輪の花、美しいですね。

写真は、中央植物園と上市町の薬用植物指導センターで。

 

なぜ、立てば芍薬、座れば牡丹・・なのかというと、花は似ていますが、牡丹は木で、芍薬は草(多年草)です。

 

なので、芍薬はその年にスラリと伸びた茎に花が咲き、立ち姿を連想させます。

一方の牡丹は、横に広がるように伸びた枝に花をつけ、どっしりと座っているかのように見えるのだそうです。

 

花王といわれるほど、大きな花が魅力的なボタンですが、その樹形も楽しめます。

北陸は冬に雪で折れたりするので、あまり樹形のいいボタンはありませんでしたが(笑)。

 

 

中央植物園

成長して横に広がった日本牡丹の珊瑚界です。

 

 

こちらは、日本牡丹の時雨雲。

 

 

 

薬用植物指導センター

こちらも枝が横に広がっています。おめでたい紅白の島錦。

 

 

太陽(左)と群烏(ムレガラス)。

 

 

太陽(左)と群烏。

 

 

錦の艶。

 

 

新島の輝き。