光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

ツクシがにょきにょき、たんぼ道

おはようございます♪ 今日は雨が上がって、晴れですね。

 

春になって、たんぼ道にツクシが出ています。

 

ツクシそのものだけでなく、のどかな雰囲気がいいですね。

 

 

レンズは、マクロ90mm( SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS )で、記載以外、開放 F2.8 での撮影です。真横からの撮影なので、アングルファインダーを使っています。

 

www.paradisia.jp

 

 

にょきにょき、ひょろひょろ。まだ通る人はほとんどいません。

 

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こちらは、背景をはっきりさせるため、F5.6 まで絞っています。

 

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春の青空。雲をはっきりさせるため、F5.6 まで絞っています。

 

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水ぬるむ季節。やがて、田起こしが始まります。

 

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ヒメオドリコソウと世間話。

 

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買った雪割草、植え付けました

こんばんは♪ 先日、雪割草展で新しく買った苗、植え付けました。

 

サーモン色(オレンジピンク)が好みなのですが、ここ最近はなかなか販売されていませんね。

 

 

参考:冬でも葉が枯れない雪割草の一年

 

雪割草の植え付け

買った花。ラベルには、濃赤・サーモン、「大明神☓鉄心☓すだれ」とありました。

 

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鉢穴の大きな鉢

通気性と排水性が良い鉢が好ましく、乾きやすいように鉢穴の大きい深めのものを選びます。

鉢底網は網戸の残りです(笑)。

 

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水はけの良い用土

保水性があり、くずれにくいものを好みます。硬質鹿沼土(左)と日向土(又は日光砂)を等量混ぜた土に、水はけを良くするように小粒の軽石を少し混ぜます。

 

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おまじないで、土に、腐りかけたクリの木を細かくして混ぜます。落葉樹の下で咲きますし、材木腐朽菌との共生が良いという話もあるので。

 

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根を洗って植え付け

苗の土を全部落とします。根についた土も割り箸などで落とします。用土がよく入るように、長い根は切りそろえます。

しばらく、メネデールの約1%液につけておきます。株を元気にするおまじないです(笑)。

 

ビニールポットから抜くと、びっしりの根。

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株を固定しながら、土を入れていきます。新しい根は花芽のすぐ下からできるので、芽が半分隠れる程度まで土を入れます。

 

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緩効性の置き肥を離れた位置に埋め込みます。葉受けリングをかけ葉をのせてやると葉傷みが防げます。

数日間、日陰でたっぷりと水やりします。

 

 

水に浮かべて

 

植え替え後、成長のため、花を全部切り取りました。サーモンというより、濃い赤ですね。

 

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冬でも葉が枯れない雪割草の一年

雪割草展の写真が続きましたが、雪割草の育つ環境と我が家の育て方をまとめてみました。

 

不思議なのは雪割草の葉ですね。たいていの春の花と違って、冬でも枯れずに残っています。

 

 

自生地の環境

雪割草とはいいますが、正確にはミスミソウの仲間のオオミスミソウです。

自生地は、雪の多い日本海側の、落葉樹が茂る水はけのよい傾斜地。おおまかな四季の変化は次の通り。

 

:雪解けで、日が当たるようになると、花が咲き始めます。花が終わる頃から新しい葉が出てきます。5月頃には、葉が固まってきて、中心に止め葉が出てきた頃から、翌年の花芽形成が始まります。

:落葉樹の葉が茂ってきたり、周りの草が成長して、日陰になります。蒸し暑い夏は苦手です。

:落葉樹の葉が落葉してくると、日が当たるようになります。

:雪の下です。

 

雪割草の1年

まわりの環境と雪割草の1年を模式的に示してみました。

 

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落葉樹の葉が茂る頃:5月から10月です。

積雪時期:北陸地方なので、12月末から3月上旬です。

光合成の時期:とすると、光合成ができるのは、春(3月~4月)と秋(10月から11月)になりますね。

 

花は3月から4月にかけて咲き、やがて種子ができます。

葉は花後に出て、新しい葉が出た2年目以降も残りますが、夏までには枯れていくようです。家では新葉が出ると摘み取るので、古い葉がいつまで残るのか不明です(笑)。

 

我が家の鉢植え

ちなみに、我が家の鉢植えでの育て方です。

雨に当てすぎたり、太陽に当てたりすると葉が枯れます。かつて、全て枯れたことがありました。翌年はなんとか花が咲きましたが。

 

:置き場所は日中は温かいサンルームです。日が当たると、花が開きます。花が終わる頃から新しい葉が出てきます。

:5月連休ころまでは日に当てますが、その後、風通しのいい場所に移し、遮光ネットで完全遮光(遮光率90%以上)です。また、水やりは3~4日に1回、表面が乾いたら、です。新葉が出たら、古い葉は摘み取ります。

:落葉樹の葉が落葉する頃から、日が当たるサンルームに引っ越しです。

:日が当たる場所です。

 

冬でも葉が枯れない雪割草

同じ春に花を咲かせる福寿草やイチリンソウは、夏になると葉を枯らしてしまいます。

また、たいていの多年草でも、冬には葉を落として枯れてしまいます。葉を残しておくにも、エネルギーを使うからでしょう。

 

クリスマスローズのように、春に新葉が出る時期でも古い葉が残っているのもあります。新葉の光合成のじゃまになるので切り取ってしまうのが普通ですが、実際は地面近くでベターと大きく広がって邪魔にはなりませんが(笑)。

 

落葉樹の葉が茂ってくると、日が届かなくなるので、葉があっても光合成ができにくいので、葉を枯らして休眠したほうがエネルギー消費が少なくて合理的です。

 

一方、雪割草の葉は1年以上は持ちます。

それは、新葉が出るのが遅く、出る頃には日陰になるので、やがての秋と春の光合成に備えて、葉を残しているからなのでしょう。

クリスマスローズと違って、古い葉を取らないほうが、新葉の出が良いようです。

 

雪割草の新葉 

開き始めた新葉。小さい三つ葉、生い茂る古い葉の影になりがちです。

 

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こちらも開き始めた新葉。ピンクなど、花に赤い色素があると、新葉は赤みがかった茶色になります。

 

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 古い葉は、やがて周囲から枯れていきます。

 

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