秋を経て 蝶もなめるや 菊の露
松尾芭蕉の句です。秋の蝶は儚いもののイメージですが、元気になろうと菊の露をなめていると表現しています。
上市町の薬用植物指導センターでは、シオン(紫苑)の花に、サカハチョウがやってきていました。翅はそれほどボロボロではありません。
露をなめているというより、蜜を吸っている感じですね。
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のびのびとシオン
背が高くなっています。
空に溶けそうな色。
淡い紫です。
サカハチョウ
翅を開いているのはほんの一瞬です。
この模様は、夏に羽化した夏型ですね。
あとがき
名前の由来は、白い帯が逆ハの字に見えることからだそうです。逆向きにしてみました。
