遊船を めぐりて水葱は 流るべく
これは、中村汀女の句。遊覧船が進んでいき、ミズアオイの花が流れていくような情景を詠んだもの。
富山市にある中央植物園では、そのミズアオイの花盛り。9/12の撮影です。
万葉集の時代から「水葱」(ミズナギ)として詠まれるなど、古くから愛でられてきた花ですね。
一日花なんですが、1本の花茎に、たくさんの花をつけるので、長く咲いているように見えます。
かつては、水田や沼の雑草だったのですが、個体数が減り、環境省の第5次レッドリスト(2025/3/18)には、準絶滅危惧種(存続基盤が脆弱な種)として掲載されています。
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万葉の時代からのミズアオイ
群れて咲いています。俳句としては、夏(晩夏)の季語のようですね。

濃いめの青紫の花。花びらは6枚です。

ハート型の花びら。

新たな群れ。

あとがき
環境省が作成した第5次レッドリスト(2025/3/18)とそれらを解説したレッドデータブックは以下です。
なお、説明にあるとおり、「絶滅のおそれのある種」は、「掲載」であって、「指定」されているわけではありません。あくまで基礎的資料であり、保護などの法的規制を生じるものではないとあります。
レッドリスト(2025/3/18)とレッドデータブック
https://www.env.go.jp/press/press_04578.html
レッドリスト、レッドデータブックとは
https://ikilog.biodic.go.jp/Rdb/
