おはようございます♪ 先日、立山山麓に行ったので、最近、耐震・保存修理が完了したという旧嶋家住宅に寄ってみました。
立山町芦峅寺にある国指定重要文化財の住宅で、18世紀頃までに建築されたとされていますから、200年以上は経っています。
家を立てる材料といえば、木や石、土ぐらいだったのでしょう、なので、古い建築様式があちこちで見られる一方、独自の工夫も見られます。
例えば、屋根は板葺きで、石を置いただけの石置屋根です。石が転がらないよう傾斜は緩やかで、雪は滑り落ちないようです。
かつては細入村の富山市片掛にあり、重く湿った雪に対応すべく、土台から屋根まで継ぎ目のない棟持柱(むなもちばしら)を用いた強固な造りです。
今流行の平屋で、夏はオープンで涼しそうですが、断熱性能は良くないので冬は寒いでしょうね(笑)。
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重要文化財の旧嶋家住宅
街道筋の家らしく外見は町屋風です。

説明板。

板葺きの石置屋根です。石が転がらないよう、屋根の傾斜はなだらかです。

広間には、いろりがあります。

土台から屋根まで継ぎ目のない棟持柱が使われています。天井は吹き抜けです。

あえて湾曲した梁を組み合わせています。

あとがき
映画「劔岳 点の記」の撮影にも使われました。 玄関右手には、厩らしきスペースがありました。
