光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

危険な美しさ:イヌサフラン

おはようございます♪ 今日は立冬、暦の上では冬ですね。

 

植物園でイヌサフランが咲いていました。コルチカムとも呼ばれ、クロッカスに似た花で秋のクロッカスとも言われるそうです。

 

花言葉の一つが「危険な美しさ」。なぜかというと、球根などにに猛毒のコルヒチンを含んでいるから。

春にギョウジャニンニクなどの山野草に似た葉をつけ、誤食したりするので注意が必要です。

 

なお、サフランやクロッカスに似ていますが、それらはアヤメ科で、全く別の植物です。

 

危険な美しさ:イヌサフラン

葉が出る前に茎を伸ばして花を咲かせます。

 

 

このあたりは濃い目の色。

 

 

群れています。

 

 

透明感のある花びらが美しいですね。

 

 

水辺で咲いてます。

 

 

あとがき

イヌタデやイヌツゲなど、植物には、イヌのつく名前が多く見られます。本物に似ているけれども、本物のように役に立たないとか美しくない植物につけられています。否(いな)が転じたようですね。 

イヌサフランは、サフランに似ているけれども、サフランのように生薬や香辛料にはならないということで名付けられたようです。