昔、ふせっている父親の「桜が観たい」という願いを叶えるため、山々を探し回った男性がいました。
そして、秋に咲く桜を見つけ、庭に植樹したのです。
いつしか人々は、親孝行の息子が植えた桜を「孝行桜」と呼ぶようになりました。
庭の桜は枯れましたが、入善のお寺にその子孫が残っていたそうです。
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その「孝行桜」は、2010年に新種とされ、コシノフクカサネ(越の福かさね)と命名されました。
写真は、その桜。富山市の中央植物園で咲いてます。
一重の花と八重の花が混ざって咲く珍しい品種です。たくさんの小さな花が咲いていて、雪が舞っているようでした。
参考:孝行息子が見つけた、新品種の桜が織りなす美しき春の風景 (Yahoo!ニュース)
秋も咲く桜:コシノフクカサネ
一重の花と八重の花が混ざって咲きます。

このあたりは一重。

このあたりは八重も。

雪が舞っているようです。

あとがき
桜の名前、たしか一般応募の中から決められました。私も応募しましたが、外れました(笑)。いわくを説明して、孝行桜のままでも良かったかも。
なお、冒頭の孝行な桜があるのは、入善町の念興寺です。境内には10本ほどあるそうです。
また似たような話として、「孝子桜」もあります。こちらは、枝垂れ桜のようです。