光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

晩夏のシンテッポウユリ

おはようございます♪ 今日は晴れそうです。

 

写真は、呉羽山公園(都市緑化植物園)のユリの花♪ 現在休館中の県立図書館の横の公園です。 

 

前にも紹介していますが、シンテッポウユリでしょう。

 

テッポウユリとタカサゴユリの自然交配で生まれたので、それらと似ていますが、以下のような違いがあります。

ただし、交配を繰り返したりすると、違いがわかりにくくなるようです。

 

 

テッポウユリとの違い

・シンテッポウユリとタカサゴユリは夏の終り頃から(8月~9月)咲きます。一方、テッポウユリは初夏(6月~8月)に咲きます。

・シンテッポウユリとタカサゴユリの葉は細い線形です。一方、テッポウユリの葉は、基部の幅が広くて2-3cmはある披針形です。

・テッポウユリは球根でしか増えないのですが、シンテッポウユリとタカサゴユリは球根だけでなく、種子でも増えます。

 

タカサゴユリとの違い

・シンテッポウユリとテッポウユリは純白の花です。一方、タカサゴユリは花の外側に赤紫色の筋が入ります。

 

 

なお、この公園の植物には名前の看板があるのですが、このユリには見当たりません。自然に種で増えたのかもしれませんね。

 

 

fleur.paradisia.jp

 

晩夏のシンテッポウユリ

夏の終り、まだツボミもあります。

 

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奥はエドヒガンの並木です。

 

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アリは忙しそう。

 

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シンテッポウユリの特徴

球根だけでなく、種子でも増えるため、繁殖力は旺盛で、遠く離れたツユクサの中でも咲いてました。この花は、花の外側に赤紫色の筋が入っていますね。

 

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純白の長い筒状の花です。

 

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葉は細い線形で、幅は太いところでも7-8mm程度です。黄色いのは、曲尺。

 

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密集して咲いていると言うより、あちこちで咲いているという感じです。なので、球根で増えたと言うより、種が飛んだようですね。

 

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