光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

食用や薬にもなるヤブカンゾウ

こんばんは♪ 今日は梅雨空、雨も降ってきました。

 

朝はヘメロカリスの花でしたが、いずれも園芸種でした。庭では、同じ属の野生種、ヤブカンゾウが咲いています。

 

植えた覚えのない花なんですが、あちこちで出没するので、我が家では駆除対象です(笑)。

 

この花、食用になったり漢方薬にもなったりと、意外と古くから利用されてきた花なんですね。

 

 

ヤブカンゾウHemerocallis fulva var. kwanso

ツルボラン科ワスレグサ属の多年草。夏にユリに似た、オレンジ色の八重の花を咲かせます。日本のヤブカンゾウは、三倍体のため結実せず、ランナーを伸ばして広がります。

芽吹いたばかりの若葉は、ゆでて酢味噌あえなどで食べることもできます。また、生薬にもなり、根が萱草根(かんぞうこん)として、利尿や消炎薬などとして、開花直前の花蕾を乾燥したものが金針菜(きんしんさい)として、消炎、止血薬などとして用いられます。

似た花にノカンゾウがありますが、こちらの花は一重です。 

 

春に伸びる葉っぱ

春になると、細長い葉が伸び始めます。

似た花にナツズイセンがあったりして、どんな花が咲くのかちょっと期待して、そのままにしておくのですが・・・。

 

しかし、ほどんど全てが、ヤブカンゾウのぐちゃぐちゃした花が咲き、がっかりです(笑)。

 

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一日花ではないヤブカンゾウ

学名のヘメロカリスは、ギリシア語で「一日」を意味する「へメロ」と、「美」と言う意味の「カロス」が由来で、一日でしおれてしまうという意味でしたね。

 

しかし、庭で咲いていた下の花、2日ほどはもちましたね。

 

これは花弁が少なめなのか、まだまともな感じの花。

 

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