光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

シャクヤクの季節へ:薬用植物指導センター

おはようございます♪ 今日も全国的に暑くなりそうですね。

「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」といいますが、ボタンが終わり、シャクヤクの季節ですね。

上市町にある県の薬用植物指導センターでも、たくさんのシャクヤクが咲いてます。まだ、まん丸のツボミの品種もありますが。

 

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シャクヤクの花の咲き方 

 

 

シャクヤク(芍薬、Paeonia lactiflora

ボタン科の多年草。ボタンは木ですが、シャクヤクは草(多年草)で、冬には地上部が枯れてしまいます。平安時代以前に薬草として伝えられました。和シャクヤクは一重咲きや翁咲きなど、比較的シンプルですが、洋シャクヤクは、花弁が多い手まり咲きやバラ咲きなどが特徴です。両方の交配による新しい品種も育成されています。

 

直射日光の当たるところより、木漏れ日の下のほうが絵になりますね。品種名がないのですが、「祇園」に近い花。

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その「祇園」。一重咲きで、典型的な和シャクヤクらしい花。

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シャクヤク園です。

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上市町なので剱岳が近く見えます。奥の白い花は、薬用に使う「梵天」のようです。

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たわむれあっているような、「たわむれ」。

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「サンタフェ」。

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「春の粧」(左)と「リリアンウィルド」。

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「ポールオブビューティ」。

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「ブルーサファイア」。ブルーとは言いますが、紅色。そういえば、赤や黄色はありますが、青や紫は無いですね。シャクヤクは青い色素を持たないのでしょう。

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富山県薬用植物指導センター

研修施設が整備され、駐車場も新しくなりました。広さは同じでずか(笑)。