おはようございます♪ 今日も晴れの富山です。昨日は、越中八尾の曳山祭りに♪
立体的で絢爛豪華な曳山の山車、見ているだけでもいいのですが、角回しといって、コーナを曲がる時は迫力です。その時の掛け声、「ほりきの みっつの よーかんぼー」が、今も耳に残っていますね。
越中八尾曳山祭り(えっちゅうやつお ひきやままつり)
富山市八尾町にある八尾八幡社(下新町)の春季祭礼(神事)です。毎年5月3日に獅子舞、神輿、曳山(6町内6基)の順に、坂の町を巡行します。江戸時代中期より続いており、上新町が1741年(寛保元年)に花山車を製作し、在原業平の人形と役者を乗せ練り回したのが起源とされています。夜には、提灯山車も曳き回されます。現在の絢爛豪華な曳山は、慶応から大正時代にかけて、井波彫刻や高岡の彫金、城端の漆工などの優れた名工によって完成されました。曳山は6基とも、県の有形民族文化財に指定されています。Wikipedia などより。
マクロ(α7II + SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS)と、広角(α7RII + Sigma 30mm F1.4 DC HSM)での撮影です。
ゆっくりと1番山の山車が坂を登ってやってきました。天気が良くて、たくさんの人でしたね。
獅子舞が神輿や曳山を先導し、露払いの役目をしています。お祝いごとがあった家などの前で舞い、祭りを盛り上げます。
豪華な装飾を施した曳山が3基。今年は、東町が先頭で、諏訪町がラスト。午前中は、坂の町を登っていくので、大変です。
曳山とは言いますが、押すほうが大変です。人手不足になっても、電動にはならないでほしいですね(笑)。
山車の上にはたくさんの人が。
西町の曳山の角回し。高さ3メートル、8トンもある曳山がコーナーを曲がる時は大変で、山車がギシギシ音を立ててきしみます。
曳山の動き出しや角回しでは、「ほりきの みっつの よーかんぼー」と掛け声が飛び交います。意味の語源はよくわかっていないようです。
木製の車輪なので、地面には車輪の痕が残っています。
6つの町の6台の山車を紹介します。
最初は、今年の一番山、東町の大彫(虎に乗り指揮する鄭成功)。大彫とは山車の背面正面にある彫刻です。
2番山、今町(左)の大彫(琴高仙人)と見越。見越とは大彫の上にある装飾です。
3番山は下新町。
ソフトクリームを食べていて、写真がありません(笑)。
4番山、西町の大彫(鹿に寿老人)と、右の見越(浦島太郎)。
5番山の上新町の大彫(関羽書を読むの図)。屋根の上には、金色の大鳳凰がいます。
最後(6番)の山、諏訪町の見越(金龍、周の武王を護るの図)と屋根上の金色の鳩。
諏訪町の車輪。車輪の装飾も山車によって違います。
越中八尾曳山会館:曳山が展示されています。祭りはこの町内です。