光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

今日から6月:ニッコウキスゲの咲く頃になりました

おはようございます♪ 今日から6月、祝日のない月です。今年から、12月も加わりました(笑)。

 

黄色い花は暑く感じたりするのですが、この花は別です。ニッコウキスゲ、爽やかな高原のイメージですね。ここは植物園の片すみなんですが。

 

朝に開花して夕方にはしぼんでしまう一日花。なので、しぼんだ花を取ってからでないと、美しい写真にはなりません(笑)。

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草にもめけず、群れて咲きます。

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正式には、ゼンテイカ(禅庭花)というようです。

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同じ日なんですが、空のブルーが微妙に違いますね。

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白いふりふりの中は・・

おはようございます♪ 令和元年、最初の月の5月、ラストの日は曇り空です。

庭で何種類かのシランが咲いています。そういえば、口紅シランもあったはずですが、今年は見当たりません。"私の口紅知らん?"、でしょうか(笑)。

 

こちらは白花シラン。草むらなので、撮るのは大変。。。そういえば、今年は蚊が少ないような。去年の猛暑で、減ったのかも♪

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白いフリフリのレースのような・・・、中をのぞくのは気がひけるのですが(笑)。

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そのフリフリ・・の中のアップ。ランの仲間だけに、ワンちゃんというかダース・べイダーというか、そんな顔が潜んでいます。

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 こちらは、青花シラン。ちょっと紫ぽいブルーですね。

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こちらが普通のシラン。まさに、紫蘭ですね。

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シャクヤクの花の咲き方

おはようございます♪ そろそろ5月も終わり、次々と咲いている県の薬用植物指導センターのシャクヤクも終盤です。

たくさんの品種があって、だらだらと撮っても、撮影枚数がむだに増えるだけです(笑)。せっかくなので、花の咲き方別にわけて撮り、まとめてみました。

 

関連

シャクヤクの季節へ:薬用植物指導センター

 

シャクヤクの花の咲き方

下に分類例を示しています。彩の気まぐれ写真を参考にしました。大阪にある久宝寺緑地の説明板のようです。

八重咲きから下へ行くほど真ん中にあるおしべが花びらに変化(花弁化)し、やがてなくなります。ただし、咲き方なので、厳密な区別は難しく、咲き始めと満開で違ったりします。特に、翁咲き以降の境界は微妙です。

 

一重咲き:花弁は8~18枚で、おしべは花弁化していません。
半八重咲き:一重咲きよりは花弁が多く、おしべは花弁化していません。
金しべ咲き:一重咲きですが、おしべは太くやや花弁化し、黄金色になっています。
翁咲き:おしべが細長く花弁化しています。花弁とは違う色になります。
冠咲き:翁咲きより花弁化が進み、丸く盛り上がっています。
手まり咲き:冠咲きよりさらにおしべの花弁化が進み、花弁との区別が付きにく形です。
バラ咲き:完全なおしべはなく、全体がバラのような形です。

 

シャクヤクの花の変化のイメージ

下手な図ですが、おしべの変化と花弁の変化です。通常の花は、おしべが花弁に変化して八重になるようですが、シャクヤクの場合のおしべの変化は独特です。

 

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金しべ咲き

強烈な赤の「紅花」。

 

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「スカーレットオハラ」。

 

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半八重咲き

花弁が多い半八重咲きです。アプリコットに近い赤の「シザレア」。

 

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シベの中にも花弁がある「ミスクレーム」。

 

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翁咲きか冠咲き

珍しい黄色の「イエロークラウン」。おしべが細長い翁咲き。一部花弁になっているようです。しべを翁のヒゲと見立てると、こういうのが典型的な翁咲きでしょうか。

 

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私の好きなシャクヤクの一種、「春日」。小さめの花です。内側にしべが変化した花弁があり、こういうのを典型的な翁咲きとする場合が多いようです。しかし、冠咲きがあるとすると、その違いが微妙です。

 

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真ん中が盛り上がった冠咲きらしき「ドクターアレキサンダーフレミング」。

 

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手まり咲き

真ん中が大きく盛り上がった「恋唄」と右の「ピッチャー」。

 

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深い赤の「レッド・グレース」。本当の花弁が見えない感じになっています。

 

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バラ咲き

意外とバラ咲きは少ないですね。バラ状の花はありますが、完全なおしべのない花となると少ないです。無いように見えても、真ん中を探ると、たいていは、おしべが残っています。

こちらは「ルーズベルト」。

 

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「エッジドサーモン」。別の花では、花弁の間からシベがでていました。

 

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