光と風と薔薇と

移りゆく季節をなにげなく表現するブログ

汗をふくのに使いたいくらい:ハンカチの木

こんばんは♪ 今日は暑い日でした。汗を拭くのに、厚めのハンカチとかタオルが必要になる季節ですね。

 

で、写真は、ハンカチの木。ひらひらしてて、白いハンカチに見えるのは、苞(ほう)で葉が変形したものです。薄すぎて、汗を拭くのにはとても使えそうもありません(笑)。

 

ハンカチノキDavidia involucrata

中国の四川省・雲南省付近原産の落葉樹。茶色の球が花びらのない小さな花の集まり(花序)です。その周りを包むようなのが、白い大きな2枚の苞(葉が変形したもの)で、垂れ下がりハンカチのように見えます。花序には、雄花だけからなる雄花序と、一個の雌花のまわりを多数の雄花が取り囲む両性の花序があります。両性花は受粉して、秋には硬い果実をつけます。

 

苞は2枚。ちなみにハナミズキの花びらのように見えるのも苞で、こちらは4枚です。

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茶色の球が花びらのない小さな花の集まり(花序)。小さな雌花が見えるので、両性花ですね。周りを包む黄色いハンカチ()はしだいに白くなります。

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玉が開いて花が咲いてきました。めしべがいないようなので、おしべだけの雄花序ですね。

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黄色い花畑とタケノコ♪

おはようございます♪ 今日もスッキリ晴れの予報、暑くなりそうです。

黄色の花畑、花の正体はキンポウゲですね。花を踏まないように歩くのも撮るのも大変でした。

 

キンポウゲ

キンポウゲ科の仲間には、クリスマスローズや雪割草などが含まれます。花びらのように見えるガクが特徴的な仲間です。アネモネやクレマチスも仲間ですね。そして、トリカブトのように有毒な仲間も含まれます。本家のキンポウゲは小さくて地味な花ですが、群生すると見事です。

 

こちらは県の森林研究所。あちこちで、黄色い花畑です。他の草も無いわけではないのですが、黄色だけが目立ちますね。

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ピントの位置で微妙な違いが。

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こちらは、タケノコが♪ 上とは場所が違います。

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アイスの日の白いタンポポ

こんばんは♪ 今日はアイスクリームの日。特に根拠はなく、GW開けで暑くなり、食べたくなることからのようで。日本アイスクリーム協会が制定しています。

 

アイスと言えば、連休中はあちこちで、食べましたね。左は八尾の曳山祭りで、右は海王丸パークで。こちらは、生クリーム仕立ての濃厚ソフトでした。

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で、下の写真は、アイスのような白いタンポポ、シロバナタンポポです。

周囲には黄色が多いのですが、種が飛んだのでしょう、数本、白い花がありました。

 

シロバナタンポポTaraxacum albidum

白く見える部分は舌状花の花びらで、この小さな舌状花が100個ほどで、他の種類より少なめ、これが集まって一つの花に見えます。中央の舌状花は黄色を帯びています。

 

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緑色のガクのような部分が花についていて、セイヨウタンポポのように反り返っていないので、確かに、ニホンタンポポですね。

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